治療を受けていても体温があがらないからといって、ショウガを食べたりショウガ湯を飲んだりして上げようとす人がいますが、おやめください。
通常の 温熱療法 ももちろん忌避していただきたいわけですが、それよりもっとひどく異様に身体があたたまり、ガンをよろこばせます。
トウガラシやピリ辛のつよいコショウなどほかの香辛料も同じです。
これらを摂取すると不自然に血行があがり、ガンは怒張し腫れます。出血していたガンはいよいよたくさん出血し、痛みの出ていたガンはますますはげしく痛みます。しかもその効力は何日にもおよび、なかなか落ちません。
出血していた大腸ガンなどは、ただれがひどくなって手におえなくなっていきます。
すい臓ガンの方、うっかりご家族にすすめられたショウガ紅茶を1杯飲んだだけで、いったんおさまっていた痛みがぶり返し、何日も引きませんでした。
施術する側からすると、これはよけいなことです。
生半可な知識をもとによけいなことをして、自分の身体によけいな負担をかけると、ガンが元気になるばかりでなく、よけいな手ごたえを発して施術のさまたげにもなります。
なおってから、あるいは当院施術をリタイアしてから飲んでください。そういうつまらないことで苦しむひとの姿を見たくはないので。
体温があがらないのはあなたの身体にまだ抗ガン剤(分子標的薬をふくむ)が残っていて免疫があがってこない、あるいは対ガン免疫が作動していないなどの理由によるのであって、いずれほんとうの免疫が確保できるようになれば自然にあがりますから、そのときをお待ちください。
ガンのひとが食材、機材をもちいて人為的、意図的に体温をあげようとするのは自滅行為です。
HOME