強い自己免疫の再建によって再発防止を
当院のガン再発防止施術は、切除直後から受け始められたケースについてはいまのところ完勝です。つまり防止確率100%です。しかし、切り残しがあるとか、何か月もたってから受けはじめたといった場合はその確率はやや低くなります。
当院の施術によって治った方の場合は、壊死したガンによって体内に 自家製ワクチン が入っているものと考えれば、すでに対ガン免疫もできているはずですし、また手あてのポイントもわかってますから、ほとんどすぐに再発防止施術に移行していけます。
が、手術などした後の再発防止から受診の方は、全身施術からのスタートとなります。
なぜそういったことが必要なのかといえば、手術によって目に見える大きなガン塊はなくなっても、身体の各部には当然小さなガン粒(細胞)が飛び散っているに決まっており、病院でもそれを処理するために抗ガン剤をすすめてくる状態だからです。
この時期抗ガン剤を拒否して施術のみで養生なさる方(当院ではそうしたひとが多いです)は、抗ガン剤を使った場合よりしっかりした免疫の再建が可能ですが、油断はしないでください。
体内にガン塊がなくなってホッとしてはいらっしゃることでしょうが、もう治ったとばかりひと月も旅行に出かけるというのはやはり心配です。しばらくはあまり施術間隔をあけすぎないようにお願いいたします。もちろん強制はしませんが、ご自身のためですから。
肝臓への転移
胃や大腸のガン、あるいは乳、子宮ガンなどを切除したままでいると、しばらくして肝臓に転移ガンが見つかることがよくあります。CT画像にカゲのようなものが映ったていどならたいしたことはないのですが、最初からいきなりガンの塊ができている場合もしばしばあります。肝臓は転移しやすい臓器のようです。
ですから、いちばん最初に申し述べたように、切除直後からの施術開始が必要なのです。切除直後から施術を受けておけば転移など起きなかったはずではないでしょうか。
肝臓への転移が見つかったからといって、すぐに抗がん剤を用いるのは得策ではありません。抗がん剤というのは毒物なので、この毒を処理するために肝臓はいつも激しく働きます。
自らの中にガンが発生して弱っているのに、そこへさらにこの毒物を投入してその弱った肝臓の仕事をわざわざ増やそうというのは、どういう構造の頭をもった人のしわざでしょうか・・
肝転移は施術するこちらとしてはわりと相対しやすい、かんたんにいえばなおしやすいガンに思えます。何度かやっていくうちにセンチ単位で小さくなることが多いですから。転移するのも早いけど退散するときの足も早いんだなといった感じでしょうか。
骨転移の発見
骨転移は肝臓ほどではないにしても、一般的によく見られる転移です。違和感があっても、放置しておくとやがて骨の中で大きくなって神経にふれ、ものすごく痛むようになります。これも、そうなる前に対処すべきシロモノです。ガンに対しては何事もすべて早め、早めに手を打ってください。
骨転移がわかった場合のことは ガンの治癒反応について に記してあります。お読みください。
それまで気づかずにいた骨転移が明らかになると、みなさん真っ暗になるようですが、しかし過剰に心配することはありません。
こういう段階では、くわしい検査をしてもらっても、なにも出てこない場合がほとんどです。それでも、ご本人が骨の痛みを感じるのはたしかなので、明らかに骨転移しているとこちらでは判断します。だいたい骨に痛みが出て、さらに検査で黒変した画像が出るようでは、もうそうとうな重症と考えております。
いわば、施術によって痛みが出、骨転移が明らかになるということは、骨転移ガンの早期発見です。痛みが出ないまま進行して、ひどく悪化してから痛みが出てあわてて治療をはじめる場合より、ずっとラッキーなことだとお考えいただけばよろしいかと思います。
くり返し施術を受けることで寛解への道を辿って行かれます。
たとえば、PET-CT検査でうっすらと出るていどなら、平常時は痛みもなく、自覚症状はまったくないでしょうが、施術によって骨盤や太ももにボワンとした鈍い痛みが出ることがよくあります。それが骨転移の初期症状です。そうしたものが見つかればそれ以降、施術の際にはそこに力点をおいてやります。あやしいと思えるところにも徹底してパワーをかけ、はっきりした痛みが出るまえに転移ガンの芽はきっちりつみとるようにしています。
以下のような実例があります。
卵巣ガンが破裂して手術、その後半年ほど抗ガン剤をやりながら施術を受け、再発防止、そしてメンテナンス施術へとすすんでいた方、術後2年ほどして、仙骨あたりににぶい痛みをうったえられました。
とくに腰を痛めるようなこともしていないのに・・とのことなので、十中八九骨転移にちがいないと考え、通常のメンテナンスのルーティン施術は中止して、骨盤全体にくり返し思いきりパワーをかけました。
はじめはそれらしいいやな手ごたえがあったわけですが、やがてすっかり消えていきました。
お医者さんには検査の際、いつも、
「あなたのようなケースで再発しないなんてマレですよ、奇跡のようなものですよ」
などといわれるそうですが、この方、お医者さんの気づかないところで実際には危険な状況にはなんども遭遇しています。
仙骨だけでなく、肝臓にあやしい手ごたえを感じたことも二度三度ありましたし、またおそらくは抗ガン剤がたまったからではないかと思われましたが、甲状腺が腫れあがったときには(甲状腺ガンの危険があるので)あわててしぼって小さくしました。
もちろんつよい抗ガン剤をつかいましたので、当初は肝臓も腎臓も疲弊して、血液検査では正常値外のHやLばかりがならぶありさまでした。これもくりかえし強いパワーをかけて流し、やっとすべてを正常範囲へもってきたわけです。
「復元力の強いひとですねえ」お医者さんにはまたしてもそう言われたそうですが、こちらはへとへと・・
このように、再発防止施術というのはからだ全体を慮っての全身施術となります。患者さんの個体としての健常性の復活こそがその唯一の目標です。
早期卒業はかなり心配
乳ガンの部分切除を受けた方ですが、抗ガン剤を使わずに治してしまいたいとのことで、手術直後から再発防止施術を受けていただきましたが、かなり遠方のため、早期終了にしてもらいたいとのことでした。ご希望にしたがって、最初から隔週でやり、それも数度ですぐ月一に変更。さらに、隔月にするのもはやく、それも2度ほどやってすぐ卒業という、あわただしいような施術でした。手術前からのトータルでは7ヶ月くらいだったかもしれません。
こういうせきたてられるようなフィニッシュでは、たとえ食養生が完ぺきであっても、その後がかなり心配です。
この方の場合その後のマンモ検査で、手術したほうと反対の乳房にあやしげな影が映ったそうで、そのことを知らせてくださったのはいいのですが、返信してもなぜか着信拒否がかかっていて、連絡がとどかず、3ヶ月も通信がとぎれてしまいました。
さすがに気がもめましたが、3ヵ月後にやっとメールがきて、生検した結果ガンはみつからなかったとのご報告。
最初からさいごまであせりっぱなしみたいな施術でした。
この方の場合、ずいぶん遠方からでしたので、やむを得ないかというところはありましたが、これから再発防止施術をお受けになる方は、できるだけゆったりめの、より安心確実な仕上げをめざしてください。
それ以後、この方からは再発したとのご連絡を受けることもなくきていますので、無事クリアできたものとはかんがえています。
検査で「ガンはありません」という結果が出ても
ガンがまるきりいなくなったわけではありません。施術をお受けになる方は、できるだけゆったりめの、より安心確実な仕上げをめざしてください。CTなどの画像で見えなくなったとしても、画像には映っていないだけで、その画像と画像のすき間にいるかもしれませんし、さらに細かい細胞レベルで見ると体内にはまだまだ残っていると考えてしかるべきでしょう。
参考Web がんはなぜ「再発」するのか?…患者の前で言わないホントのこと https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190916-00067033-gendaibiz-life施術をお受けになる方は、できるだけゆったりめの、より安心確実な仕上げをめざしてください。
上記記事を読めば、そのあたりのことがよくわかることと思います。施術をお受けになる方は、できるだけゆったりめの、より安心確実な仕上げをめざしてください。
通常医療では、そういう細かいのは抗ガン剤で処理するしか方法はないでしょう。施術をお受けになる方は、できるだけゆったりめの、より安心確実な仕上げをめざしてください。
当院では、どうしても抗ガン剤をやりたくない、あるいは副作用がきつくて身体的に続けられないというような方をおもな対象として、そこのところを再発防止施術としておこなっているわけです。施術をお受けになる方は、できるだけゆったりめの、より安心確実な仕上げをめざしてください。
抗ガン剤でも当院施術でもどちらでも、あるいは両方併用でもよいので、かならず再発防止の治療を受けて身の安全をはかってください。施術をお受けになる方は、できるだけゆったりめの、より安心確実な仕上げをめざしてください。
ガンは検査器械で検知できなくとも、身体の中には存在しています。施術をお受けになる方は、できるだけゆったりめの、より安心確実な仕上げをめざしてください。
それがあるていどの年月を経てガンの塊に発達すると検知されるようになるので、便宜上それを再発とよんでいるだけです。実際には切除した直後から細かいのは再発していると考えるほうが当たっています。施術をお受けになる方は、できるだけゆったりめの、より安心確実な仕上げをめざしてください。
抗ガン剤の副作用
抗ガン剤では副作用として、患者さんがよく心配するのは、免疫の低下、脱毛、間質性肺炎などです。もちろんそれを心配して当院に通っていらっしゃる方は多いです。
あと多いのは、すでに何回も手術で切除してもらっている人でしょうか。 切っても切っても再発するので、もう勘弁してくれとばかり、当院へやってくるというわけです。
それから、抗ガン剤で再発防止をはかっていたのに、腹膜播種やリンパ転移などのパラパラしたのがあちこちにできてしまって失望したというような方でも、抗ガン剤と併行して当院施術を受けていくと急速に改善するといったことがけっこうありますので、おすすめします。
再発防止施術の現状
現在のところ、再発防止施術の方のほうが、ガンの治療を受けている方より、人数的にはやや多いくらいになっています。当院の施術で寛解した方や手術で患部を切除してもらった方、あるいはその両方によって寛解した方ばかりです。なかでも多いのは乳ガンの硬ガン切除の方でしょうか。 当院の術力が、まだ硬ガンを融かしてしまうまでにいたっていないので、どうしても手術で切除してもらうようにはなっています。
でも、硬ガンでない乳管ガンでは、施術のみで寛解まで至った方も少数いらっしゃいましたが、すでに再発防止施術を3~5年受けて当院を「卒業」なさってます。
再発防止施術の間隔や期間
これらについては、とくに定めはありません。手術で切除してから受けはじめた方の場合は、身体のようすがわからないので、最初は全身施術になりますので、やはり週一回は受けてもらったほうがよろしいかと思いますが、だいたいは患者さんそれぞれのご都合により、随意決めていただいております。
手術後すぐから月に一回と定めて、もう5年以上通っている方がいらっしゃいますが、それでもいいわけです。すでにガンの心配は遠くなったため、現在はしばしば不調になる自律神経中心の施術にシフトしていますが・・
またいっぽう、乳管ガンで、全摘と言われたにもかかわらず、乳房を失うのはいやだというわけで、カテーテルで患部だけ取り除いてもらった方。 それはそれでじゅうぶん冒険であるわけですが、さらには抗ガン剤もやらないというので、お医者さんもあきれて、ずいぶん「怒られた」そうです。
が、そのわりには施術にはこまめに通われました。最初は手術が終わってすぐから長期滞在して毎日のように施術を受けました。さらにそれが終わってしばらくは毎月3~5日間滞在して多数回受診。半年後からは2、3か月に一度の滞在へとのばしてきました。
やはり、高いリスクをとっただけに、施術は手厚くと思っていらっしゃるようです。それはそれで、こちらも安心。
これらお二人の施術間隔、回数は、すべてご自分の意志でお決めになったものです。どのみちを選ぶかは患者さんのご都合、あるいは意志の問題であり、こちらとしてはその時その時で、状態にあわせて最適な施術をこころがけていくばかりです。
当初は最大限5年がメドと考えていましたが、それもこちらの勝手な思いこみにすぎなかったみたいで、もうとっくにその年数を過ぎた方もいらっしゃいますし、上記即効の項にも記しましたが、10か月の速攻で「卒業」という方もいらっしゃいました。
それもまたご自身でお決めになったことです。
手ごたえというものについて
身体のなかで、大きな負荷がかかり苦しんでる部位は、「私、つらいんです」という信号を出してくれますので、それが私の手に伝わってきます。それを私は「手ごたえ」と呼んでいます。手ごたえある箇所に順次、術力をかけていきます。
手ごたえが弱くあるいはなくなれば、その部位の傷みは軽快したものと考えながらすすめていきます。
いつぞや再発防止でいらした方は、切除した主要患部近辺よりも、いきなり肺全体にはっきりした手ごたえを感じ、いささか焦りました。
しかし、よくさぐってみると、どうもガンとは違うようです。ガンの場合は肺の中でも手ごたえの強いところ、弱いところ、ないところと、まだらなのですが、その方の場合は平均してほぼ肺の形にくっきりと浮かび上がるような手ごたえがありました。
「肺にずいぶんはっきりした手ごたえがあるんですけど・・」
と切り出すと、患者さんも奥さんも、ぎょっと心配そうな顔。
で、いそいで続けました。
「でも、どうもガンとは違うようです。ガンの手ごたえじゃないんですよ。経験からいって、肺炎じゃないかなと思います。はっきりとは言えませんが、たぶん8、9割かたそうだろうと思います。マイコプラズマとかいうのがハヤってるらしいですからね。手あてはふつうにやっときましたので、肺炎ならすぐ消えていくと思います」
すると、奥さんが
「そういえば、このところ咳してます」
まあ、咳の有無だけではガンなのか肺炎なのか何の病気なのかはわからないわけで、とりあえず次回の施術までの1週間の間に、お医者にいって診てもらうよう申しました。
その次の施術のとき聞いてみると、気管支炎でしたとのこと。
診てみると、あれほど肺全体にあった手ごたえがほぼきれいに消えており、確かにお医者さんの言うように気管支のあたりに少々残っているていど。
「なるほど、これじゃ確かに気管支炎だ」
お医者さんではのどが赤く腫れているといわれただけで、肺炎の際にお医者さんのくり出す伝家の宝刀、抗生剤も処方されることなく、無事なにも飲まずにすんだそうで、なによりでした。
この方のように、別の病気が明らかになることもありますが、これは変則的な例であって、初期の点検施術でなにごともなくすめば、そのあと隔週、月一へと徐々に施術回数を減らします。
この方も上記2回をふくめ3週続けて来ていただきましたが、状態がいいように思えたので、その後いきなり月一に移行しました。
再発事例も少々あります
当院の再発防止施術も、いつも完全な常勝というわけではありません。切除直後からでなく、切ってから何か月も、中には一年もたってか、らはじめて当院にやってくるという方もいて、そういう場合は結構むずかしい状況になっていて、なおしきれないこともあります。乳ガンでホルモン剤併用の方、腋窩リンパに転移再発してしまいました。これは手術で切除。
さらに、やはり乳ガンでホルモン剤使用の方、ぽつぽつと複数再発してしまいました。
これらはおそらく、ホルモン剤とこちらのパワーとが逆方向にはたらいたためではないかと考えています。
つまり、腹部を施術したときに卵巣などのホルモン分泌臓器にまでパワーがゆきとどいてしまったため、身体を正常な方向に復原する力がはたらき、薬によって抑制されていたホルモンの分泌がふたたび解放されてしまったのでしょう。
また、大腸ガンを切除、その後肺に転移したのでそれも切除した方で、何年も再発防止のため月一回~2、3か月に一回ていど通っていたのですが、肺の結節らしきものが増悪したとのことで手術となったケースが一件ありました。
これはCT検査のたびにお医者さんから、気になる結節様のものとして患者さんには言われていたらしいのですが、患者さんからこちらには何もなかったとしか伝えられていなかったので、無事に推移しているものと思っていました。
それがいきなり手術と聞かされたので、たいへんびっくりしました。
とても残念なケースです。何度も再発防止施術を受けていたのですから、こちらに伝えてくれさえすれば結節ていどのものなら、そのついでに何度か集中施術して消せたのではないかと思います。
お医者さんが気になるというような点があれば、そのつどこと細かにこちらにお伝えくださいますようにお願いいたします。
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