ガンの再発防止
手術で固形ガンを切除してもらうと、再発防止のため抗ガン剤を飲んでくださいと言われるのが常ですが、それを拒否して自己免疫の再建によって再発防止を図りたいという方は多いようです。
当院でも、こういう方が増えました。

当院にいらっしゃる方は、多数転移や余命宣告された方など、重症の方が圧倒的に多く、そうした方に関する記述も必然的に多いため、切除して固形ガンがなくなってしまうと、もう診てもらえないんじゃないかと思われているようで、
「あの~、もうガンは切り取ってなくなっちゃってるんですけど、診てもらえますか?」
などと、遠慮がちに言われてしまいます。
そんな遠慮はまったくいりません。遠慮せずに来ていただけるよう、このページを書きました。

ただ、自己免疫の強化と当院の施術によって治った方の場合は、手あてのポイントもわかってますし、施術間隔をあけていくのもほとんど予定どおりに移行していけますが、はじめての方は、「免疫の再建 = 一からの施術 = 全身施術」となります。

なぜそういったことが必要なのかといえば、目に見える大きなガン塊はなくなっても、身体各部には当然小さなガン粒が飛び散っているに決まっており、病院でもそれを処理するために抗ガン剤をすすめてくれるわけですが、その抗ガン剤のやる仕事を施術でやらなければならないからです。
同時に、たとえば病院で処方された薬をまじめに飲んでいると、その処理のために肝臓や腎臓が酷使され、疲れ果てちゃいますが、そういう部位には元気を注入したりもしなければなりません。

身体のなかで、大きな負荷がかかり苦しんでる部位は、「私、つらいんです」という信号を出してくれますので、それが私の手に伝わってきます。
それを私は「手ごたえ」と呼んでいるわけです。手ごたえある箇所に順次、術力をかけていきます。

先日(2014/10)いらした方は、切除した主要患部近辺よりも、いきなり肺全体にはっきりした手ごたえを感じ、いささか焦りました。
しかし、よくさぐってみると、どうもガンとは違うようです。ガンの場合は肺の中でも手ごたえの強いところ、弱いところ、ないところと、まだらなのですが、その方の場合は平均してほぼ肺の形にくっきりと浮かび上がるような手ごたえがありました。

「肺にずいぶんはっきりした手ごたえがあるんですけど・・」
と切り出すと、患者さんも奥さんも、ぎょっと心配そうな顔。
で、いそいで続けました。
「でも、どうもガンとは違うようです。ガンの手ごたえじゃないんですよ。私の経験では、肺炎じゃないかなと思います。はっきりとは言えませんが、たぶん8、9割かたそうだろうと思います。マイコプラズマとかいうのがハヤってるらしいですからね。手あてはふつうにやっときましたので、肺炎ならすぐ消えていくと思います」
すると、奥さんが
「そういえば、このところ咳してます」
まあ、咳の有無だけではガンでないとは言えないわけで、とりあえず次回の施術までの1週間の間に、お医者にいって診てもらうよう申しました。

その次の施術のとき聞いてみると、気管支炎でしたとのこと。
診てみると、あれほど肺全体にあった手ごたえがほぼきれいに消えており、確かにお医者の言うように気管支のあたりに少々残っているていど。
「なるほど、これじゃ確かに気管支炎に降格だ」
お医者ではのどが赤く腫れているといわれただけで、肺炎の際にお医者のくり出す伝家の宝刀、抗生剤も処方されることなく、無事なにも飲まずにすんだそうで、なによりでした。

この方のように、初期の点検施術でなにごともなくすめば、そのあと隔週、月一へと施術回数を減らします。
この方も上記2回をふくめ3週続けて来ていただきましたが、状態がいいように思えたので、その後いきなり月一に移行。

しかし、誰でもこんなふうにスムーズにいくとはかぎりません。
とくに初期の段階で骨に痛みが出、骨転移が明らかになった場合、かんたんではなくなります。
骨転移が出た場合のことは ガンの治癒反応について に記してあります。お読みください。

それまで気づかずにいた骨転移が明らかになると、みなさん真っ暗になるようですが、しかし過剰に心配することはありません。
こういうケースでは、くわしい検査をしてもらっても、なにも出てこない場合がほとんどです。それでも、ご本人が骨の痛みを感じるのはたしかなので、明らかに骨転移してるわけです。だいたい骨に痛みが出て、さらに検査で黒変した画像が出るようでは、もう重症と考えております。
いわば、施術によって痛みが出、骨転移が明らかになるということは、骨転移ガンの早期発見です。痛みが出ないまま進行して、ひどく悪化してから痛みが出てあわてて治療をはじめる場合より、ずっとラッキーなことだとお考えください。くり返し施術を受けることで治っていきます。


膀胱ガンの再発防止
膀胱ガンはかなり特異なガンのようです。
他の臓器に転移することは非常に少ないかわり、再発することはとても多いとのこと。
ただ、再発しても早いうちなら内視鏡手術で取れるので、身体にたいする負担は軽くてすむようです。
しかし、以前には3ヶ月の検診のたびごとに連続5回も手術を受けたとおっしゃる方がいらっしゃいました。いくらかんたんに取れるといっても、これじゃウンザリだったでしょう。
「もう、いいかげん縁を切りたいよ」
と言いながら、明るく笑ってらっしゃいましたが、抗ガン剤を飲んでてもそうなってしまうので、今回は切り替えて、抗ガン剤をやらず、当院の施術だけでやってみたいとのことでした。

くり返し再発するという方なので、慎重に、当初週1回で1ヶ月間、徹底的にやりました。そのあと月一に移行。
それから半年間、継続施術しましたら、その後2回の3ヶ月検診でガンは出てませんでした。
「もう大丈夫でしょう。卒業でいいんじゃないですか」
と申しましたが、その方も慎重で、それからさらに2ヶ月続けられ、結局3回めも出なかったので終了ということになりました。

これは私の推量でしかありませんが、膀胱ガンの場合、はっきりしたガンに成長したものは内視鏡で取れても、上皮内ガンの形で、分厚い皮の内側にひそんでいるものは、取られずにそのまま残り成長を続けて、次の検診のとき発見され刈り取られるといった経緯をたどるもののようです。
抗ガン剤を飲んでも、効く人効かない人があって100パーセントは殺せないので、上記の方のように何度も再発するといった仕儀にいたるのでしょう。

当院の施術においては、こうしたガンの子ども、上皮内ガンレベルのものについては処理できているようで、いまのところ1件の再発もなく推移しております。
子宮頸部の異形成~上皮内ガンについても、きちんとこちらのおすすめにしたがって施術を受けていただいた場合は消去できているようです。
2、3回でやめちゃうひとはムリですけど・・


早期卒業はちょっと心配
手術直後から再発防止施術を受けていただいた方ですが、かなり遠方のため、早期終了にしてもらいたいとのことで、10ヶ月たたないうちに卒業。
手術直後は毎週のようにやるのがふつうですが、ご希望にしたがって、最初から隔週でやり、それも数度ですぐ月一に・・
さらに、隔月にするのもはやく、それも2、3度やってすぐ卒業という、あわただしいような感じでした。
こういうせきたてられるようなフィニッシュでは、その後がかなり心配です。
この方の場合その後のマンモ検査で、手術したほうと反対の乳房にあやしげな影が映ったそうで、そのことを知らせてくださったのはいいのですが、返信してもなぜか着信拒否がかかっていて、連絡がととかず、3ヶ月も通信がとぎれてしまいました。
さすがに気がもめましたが、3ヵ月後にやっとメールがきて、生検した結果ガンはみつからなかったとのご報告。
最初からさいごまであせりっぱなしみたいな施術でした。
この方の場合、ずいぶん遠方からでしたので、やむを得ないかというところはありましたが、これから再発防止施術をお受けになる方は、できるだけゆったりめの、より安心確実な仕上げをめざしてください。



残念ながら、1件再発
再発防止施術ではずっと再発者がいなかったわけですが、最近(2016/07)になって、乳ガンで腋窩リンパに再発した方がおひとり出てしまいました。ホルモン剤併用の方で、手術で切除。


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