ただ寝転がっていればいいので、むずかしいことはなにもありません。
- しかし、表紙のページ にも書いてありますように、施術の間じゅうキョロキョロと目をうごかして考えごとをしつづけている人は効きがわるいです。
- ずっとおしゃべりしつづけているひとはもっと効きがわるいです。多分いくら受けても改善しません。
「検査の結果、悪化してることがわかりました。どうも先生の施術はわたしの身体には合わないみたいです」
などといってやめてしまうのは、だいたいそういうひとです。好きなことを好きなだけしゃべっただけでいなくなってしまうわけですが、こういう場合、ご本人が効かないといってることですし、去る者は追わない主義なので、そこで施術は打ち切りということにいたします。
- あと、施術してる最中に、次はここ、その次はここというように手でいちいち指示するひともいけません。
ご本人は、「いまやっているところがもう痛くなくなったから次はここをやってください」というつもりでやってるのでしょうが、これでは落ち着いて各箇所を施術するということができません。その結果、効きめは非常に浅薄なものとなり、そのときは痛みはひくかもしれませんが、またすぐ出ます。
一時的な痛みをとるためにのみ受けるならともかく、当院は、病気を改善しガンを撃退するために施術してるので、一か所一か所に時間をたっぷりかけてやっておくことが必要なのです。
できないのに無理にそうしていろとはもちろん言いませんけど、できるだけリラックスして受けてください。
感覚的に、ああこのひとの脳ミソはα波がいっぱい出てるなという感じのひとはよく効きます。そういうひとのからだに施術しはじめると、わたしの脳ミソからもα波がたくさんでるのですぐわかります。
逆に、めまぐるしく前頭葉がはたらいてβ波が出すぎてるなという感じのひとはからだの筋肉が緊張していて、一種のバリアをつくるため、パワーがすなおに入っていってくれません。
せっかく受けるのですから、そういうもったいないことはしないで、全部吸収していってください。
それから、もうひとつおぼえておいていただきたいのは、以下の現象です。
- 受診日の前日とかあるいは当日の朝などに急に身体のどこかが痛くなる場合がありますが、 そういう場合は受診の前に必ずおっしゃってください。
それは身体が癒してほしいと 感じている箇所をあなたに伝えてきているサインです。そういう場合は、そこが継続治療中のメインの疾患の治療箇所でなくとも、そこを施術します。それによって新たな疾患が見つかることがよくあります。
そうでなくとも、既知の疾患のうちの一箇所であれば、 概ねそこが一番病んでいるところといったイメージがつかめ、たいへん施術しやすくなります。
慣れると、
「またれいの現象が起きました。昨夜、突然このあたりが痛くなったんですよ」
と、落ち着いておしえていただけるようになります。
そのつど効きがぐんとアップするというわけです。
はやくよくなるコツのようなものが書いてあるわけですから。
多数転移の場合
当院の施術においては、複数転移のガンも同時併行的に治りはじめます。が、その場合は、できれば撮ってもらったCT画像などでおわかりの、各罹ガン部位を正確におおしえいただければ、迅速かつ的確な対応が可能です。体質や抗ガン剤の強弱などによって、手ごたえがまったく感じられない方もいらっしゃいますので、そういう場合にはそうしたCT画像などがあればつごうよろしいわけです。
注)当院では検査はできません。施術によって身体のなかがどう変化したかを説明するのは困難ですし、またわかりもしませんので、知りたい方は随時医療機関で検査を受けてください。
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