施術=常備薬?
「受けてないと、どうも不安なのよね」「風邪とか、腰痛とか、ときには歯槽膿漏とか腹痛なんかもすぐよくなるし・・」
「だいたい薬飲まないでよくなるから逆に安心なのよ」
というわけで、ガンや自己免疫疾患が寛解したのちも、けっこう常備薬的に、あるいは精神安定剤的に、月に1、2回リピート受診し続けている方もいらっしゃいます。
胃ガン寛解後10年以上隔週で通い続けている方も。
ときには、もうすっかり当院を「卒業」して何年もたってから、
「このところ頭痛とめまいがひどくて・・、また診ていただけませんか」 といったメールがくることも。
それらはいずれも、私のほうでは再発防止の延長線上の施術と考えております。せっかく大きな病気を克服したのですから、受診して安心できるようでしたら受けていただいて、できるだけ健康な生活をしていってもらいたいと思っています。
ガンの再発防止
現在のところ、再発防止施術の方のほうが、進行中のガンの施術を受けている方より、人数的にはやや多いくらいになっています。当院の施術だけしか受けていない方や手術で患部を切除してもらった方、あるいはその両方によって寛解した方ばかりです。なかでも多いのは乳ガンの硬ガン切除の方でしょうか。
硬ガンでない乳管ガンでは、施術のみで寛解となった方も少数いらっしゃいましたが、すでに再発防止施術を3~5年受けて当院を「卒業」なさってます。
ガンの再発防止
このところ多くなっているのが大腸ガンです。
手術後すぐから月に一回と定めて、もう5年以上通っている方がいらっしゃいます。
最初はその間隔ではとても心配でしたがが、すでにガン再発の心配は遠くなったため、現在はしばしば不調になる自律神経中心の施術にシフトしていますが・・
またいっぽう、乳管ガンで、全摘と言われたにもかかわらず、乳房を失うのはいやだというわけで、カテーテルで患部だけ取り除いてもらっただけの方。
それはそれでじゅうぶん冒険であるわけですが、さらには抗ガン剤もやらないというので、お医者さんもあきれて、ずいぶん「怒られた」そうです。
が、そのわりには当院施術に関しては慎重な方で、最初は手術が終わってすぐから長期滞在して毎日のように2カ月近く施術を受けました。さらにそれが終わってしばらくは毎月3~5日間滞在して多数回受診。半年後からは2、3か月に一度の滞在へとのばしてきました。
ずいぶん回数が多いとは思います。やはり、高いリスクをとっただけに、施術は手厚くと思っていらっしゃったようです。それはそれで、こちらも安心。
これら方々の施術間隔、回数は、すべてご自分の意志でお決めになったものです。
どのみちを選ぶかは患者さんのご都合、あるいは意志の問題であり、こちらとしてはその時その時で、状態にあわせて最適な施術をこころがけていくばかりです。
当初は最大限5年がメドと考えていましたが、それもこちらの勝手な思いこみにすぎなかったみたいで、もうとっくにその年数を過ぎた方も複数いらっしゃいます。いっぽうで、サイトの再発防止のページに書いたように10か月の速攻で「卒業」という方もいらっしゃいました。
それらはすべてご自身でお決めになったことです。
ご自分の常備薬として、一般的な体調不良や風邪、インフルなどへの対処、あるいは腰痛などにも、施術は大いに有効です。ご活用ください。
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