ガンと胃潰瘍

病院では通常、その発生原因によって、ピロリ菌による胃潰瘍とNSAIDs(消炎鎮痛剤)潰瘍とに分けて治療するようですが、当院ではどちらでも同じように施術します。
そのどちらでもなく、抗ガン剤を続けているうちに胃腸をやられ、胃潰瘍になってしまう方もいらっしゃいます。

手術後1年も抗ガン剤を打ってもらい、お医者さんにはもう大丈夫でしょうからやめましょうといわれたのに、それでは心配だからと、継続してくれるよう頼みこんでまで続けていた方がいらっしゃいましたが、悪心がひどくなり、血を吐いたことがありました。施術すると、胃がひどく荒れているのがはっきり感じられました。
もう全身の毛が抜けてしまった状態でしたが、抗ガン剤はやめられないようでした。抗ガン剤をやめるとガンにやられるという恐怖の中で生きておられたように思います。

胃潰瘍は、病院での通常の治療を6か月も受けていれば、たいていよくなるようですが、それでも痛い、なおらない、出血しているようだ、といった場合には、当院へいらしてください。病院での治療を継続して受けながらでも、当院でも施術をお受けになるといいでしょう。
過去、胃潰瘍の治療で当院にいらした方の中には、薬を飲んでいるのに穿孔がふさがらず、半年以上も痛みが続いていて、別の病気つまりガンではないかと心配していらっしゃった十二指腸潰瘍の方や、1年以上も断続的に痛みが続き、精神的にまいってしまった方など、重症の方も何人か施術しております。

こうした慢性的な重症の方の場合、何度もくり返し施術をうけることによって急速に改善します。通常は、何度か施術を受けるうちに、胃カメラでもはっきりとした改善が確認できるようになることが多いです。

また、病が高じてか、あるいはそれが原因で病がひき起こされたか、どちらか判然とはしないながらも、自律神経に変調をきたしているケースがあります。そいう場合は自律神経の完全な整復のため、潰瘍快癒後ももうしばらく施術をお受けください。

その他、胃が悪いだけではなく、複数の疾患を同時複合的に発症していることも多く、その場合胃の治療をするという一点に拘泥せず、総合的に身体の不具合全体を修復していきます。



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