以前は、私はいつもゴマを持ち歩いて食べてました。
しかし、あれは歯にはさまって取るのがめんどうなため、やってません。あのこってりした香ばしさが好きなんですけどね。いまは野菜炒めにゴマ油をかけるだけ。
色は黒、白、金とあるようですがその違いについてはわかりませんが、その成分について考えてみましょう。
手もとにあるいくつかの資料を読み比べてみると、まず出てくるのはゴマはコレステロールを溶かしてくれる、不飽和脂肪酸であるということ。
健康診断でコレステロール値が高く出て、もっと下げなきゃダメだと、お医者に言われてるような方には、おすすめの食材です。
それから、ゴマリグナンというのが太字で出てきますね。
ゴマリグナンは、ゴマにふくまれる抗酸化物質の総称です。
よく知られているセサミノールとかセサミン、セサモリンなどいくつも種類があるようです。
セサミノールは、最初からゴマの中にあるわけではなくて、その手前の前駆物質の形で存在していて、ゴマ油を工業生産する過程でつくられます。したがって、ゴマ油にはたっぷりふくまれています。
また、食べることによっても腸内細菌がそれをセサミノールに変えてくれるそうです。
セサミノールの効果については、検証実験の結果、強烈な抗酸化作用があることがわかってます。
そのうえ、肝臓に直接はたらきかけるという特異な面をもっていて、肝臓のリフレッシュが常に可能だそうで、その結果、美肌、強壮、老化防止など、長い目でみた全身的効果が期待できるというわけです。
抗酸化作用が強いわけですから、当然ガンには効くでしょう。
抗ガン剤などで衰弱した方には、強壮の意もこめておすすめしています。
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