特発性間質性肺炎

KL-6は急速に下がりました。
特発性間質性肺炎の方です。

施術すると、当初は例によってジュージューと肺全体から、まるでスポンジがしぼれて水が出ているようないやな音があり、また、まるで指に噛みつかれているのではないかと思えるような強い手ごたえもありましたが、それらは何度か施術を繰り返すうちになくなりました。ステロイド使用。
サプリはやらないように言われたそうで、やっていません。
いつも1700くらいあったKL-6が、2ヶ月半ほど施術したところで、675に下がりました。そのあたりでは基準値まではまだちょっとありましたが、咳も止まり呼吸もスムーズになったとのことで、状態はずいぶんよくなりました。

ずっと週1で受診。
「もう少し受けたいんだけど、どうしても仕事が・・」としきりにボヤいてらっしゃいましたが、大丈夫、間質性肺炎の場合はガンと違って、施術するたびにグイッグイッと目に見えて・・(というか手に感じられて)よくなるのがわかりますので、その頻度でもOKです。半年もたったころにはもうすっかり基準値に入り、手応えもなくなりましたました。
咳が出始め、ちょっと息がしづらくなったところでお医者に行き、病名が判明したのが幸いでした。

結局この方はその後もずっとおなじペースで通われました。ほかに膝が痛いとかいったこともあり、トータル2年以上通院なさったかと思います。

特発性間質性肺炎の場合は、発生状況は人によってまちまちであり、この方の場合も原因にこれといって思い当たるものがありませんので、○○に気をつけてくださいねといったことも申し上げられません。まあお忙しい方でしたから、仕事に追いつめられて発症にいたったのではないかと思っています。
やっかいな病気ではありますが、とりあえずは寛解せしめるのが私の仕事なので、原因などについてはほとんど何も考えることなく、その一点に専念しております。


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