ガンを寄せつけない食材・りんご

りんごは、最近はあまり人気のある果物じゃないようですけど、だいたい食べると口やお腹の中がすっきりした感じになりますし、おやつに食べるとしたら、そこそこ食べでがあってお腹がふくれます。おまけにビタミンもあるし、のどがかわいていれば水分もとれるというわけで、とてもいいように思います。

しかし、このりんごのいいところはそういった通りいっぺんの評価にとどまらず、さまざまな実験・研究の結果、奥深いいろいろな効用があることがわかってきたようです。
ガンやアトピー、アレルギー性炎症などにたいする薬的役割も期待できるのだとか・・

りんごは、真っ赤に熟れたやつを、皮ごと食べたほうがいいです。それも、よくかんで、皮を歯ですりつぶすようにして食べることです。
食べ物とは、ことごとくそのようにして食べることで、同じ量の食べ物からより多くの栄養をとることができるので、そうすべきなんですが、とりわけりんごの場合、あの赤い皮に重要な成分がふくまれているので、できるだけよくすりつぶして食べたいところです。

りんごについて、最初に言っておかねばならないことがあります。
果糖は中性脂肪のもとになり肥満をまねくという、愚かな説がまかり通っていて、りんごはじめ果物の消費があまり伸びないらしいですが、これは糖分イコール肥満という短絡思考しかできないひとが言い出した、笑える俗論です。

果糖は、単糖という形で存在しているため、還元しやすくて、中性脂肪にはなり難いものです。
人間離れした大量を食べた場合は知りませんが、りんごの2つや3つ毎日食べたくらいで中性脂肪は増えません。
ハチミツなどの果糖も同様です。

(独)農業技術研究機構果実研究所というところで行った検証実験でも、毎日りんごを食べた被験者グループのほうが、むしろ中性脂肪が大幅減少したとのこと。

中性脂肪が多いと悩んでる方は、ためしに毎日りんごを1個ずつかぶりついてはいかがでしょう。
一月もすれば、思いがけずスリムになった自分と出会えるのではないでしょうか。

私は1個を半分に切ってラップにくるんでおき、ごはんの後やのどが渇いたときなどに食べてます。
いっぺんに1個まるごとだと、量が多くてゲンナリするからです。

食べるときは、皮ごと丸かじりです。
ただ、のどが渇いてるからといって、あわててガブガブ食べたりはしません。特に、皮はかたくてなかなか噛み切れないので、よく噛んで、奥歯ですりつぶすようにして食べてます。

それにはとても重要な意味があるので、これからじっくり解説します。

りんごの皮の赤い物質アップルフェノンというやつは、強力な活性酸素除去作用をもっています。動脈硬化のもとになる過酸化脂質の産生をカットし、血管の老化、錆びつきを防いでくれるのです。

また、このアップルフェノンは、血中のヒスタミン濃度を強力に抑えてくれます。
ヒスタミンというのは、アレルギー性疾患やアトピーなどの諸症状の直接的引き金になる物質です。かんたんにいえば、これが増えるとかゆみが増すわけです。
それをおさえてくれるということです。

それから、最近は、果肉にふくまれる食物繊維リンゴペクチンにも、このヒスタミン抑制効果があることがわかってきたそうです。

りんごを丸かじりすると、アップルフェノンもペクチンも摂るわけですから、アレルギーに、二重に効くということになります。ただし、皮をよく噛んで、すりつぶしながら食べる人だけですけどね。
ガブガブ食べて飲み込んじゃう人は、このだいじなアップルフェノンの大部分を、さっさと便にして素通りさせてるということになります。

ペクチンは、とてもいいやつで、こうした抗ヒスタミン効果のほか、腸内の善玉菌を増やし、腸内細菌叢を正常な状態に整えてくれます。
つまり、大腸ガン発生を強力に抑えてくれます。その能力は、かんきつ類のペクチンなどよりはるかに高いとのこと。

この他にも、りんごにはまだまだ人間の身体に有用なものがいっぱいつまっています。
抗がん作用もあります。マクロファージ(大食細胞)を活性化させ免疫力を高めてくれます。
マクロファージのえさは、言わずと知れたガン細胞ですから。

マウスにリンゴジュースを与え続けただけで、ガンを抑制し、延命効果があったというレポートも出ています。(弘前大学・農学生命科学部の研究グループ)

それから、リンゴ酸はクエン酸サイクルの一環であり、体内のエネルギー産生循環をたいへん高めてくれますから、代謝は高まり、疲労物質である乳酸ができにくくなります。
疲れている人の疲労は取り去ってくれますし、元気な人は疲れにくく、より元気になるというわけです。

また、りんごのビタミンCはみかんなどにくらべると少ないわけですが、ぜんぜん心配いりません。
ふつうに食べるだけで、血中濃度はハネ上がります。
りんごのビタミンCは、血中への吸収率がきわめて高いのです。おまけに血中ビタミンCの滅失も抑制してくれるので、いったん上がった血中濃度はなかなか下がりにくいとのこと。((独)農業技術研究機構果実研究所)

さらにさらに、果肉には抗酸化作用をもつカテキンがふくまれていますし、また、皮の表面にはオクタコサノールという蝋(ろう)物質がへばりついていますが、これを摂ると、ストレスへの耐性、運動の持久力を増してくれるそうです。

日常的にりんごを食していると、身体の中に汚れがたまらないような気がします。
もうイイトシですが、加齢臭と言われたことはいちどもありません。
若い人のようなにおいもしないから、無味無臭とはいわれますが・・

以上、なんだか、自分の好きな食べ物の宣伝のようになってしまいましたが、これすべて、実験、研究(私がやったわけじゃありませんけど)によって明らかにされていることばかりです。


HOME