当院治療の難点


当院におけるガン治療の難点は、なんといっても多数回通わなければならないことです。
1回、2回受診すればすぐに軽快して、とうぶんは受ける必要がなくなるといったものではありません。
ふつうの病気ならば、多少むずかしいものでもそのていどで治ってしまうことはよくあります。しかし、ことガンにかんしては、そうは問屋がおろしてくれません。

かんたんに治るように思えた実例をあげますと、たとえば乳ガンの方で、切除してハーセプチンをやっていたのですが、どうやら骨転移したようで、股関節の1ポイントだけがとくに痛くて当院を訪れた方。
I-CTP(骨転移のマーカー)は一応5.4と基準値はオーバーしてましたが、画像に出てくる段階でもないため、お医者でははっきり骨転移しているとも断定せず、ようすをみましょうていどのコメントだったそうです。それで心配がつのり、わたしの治療室をおとずれたというわけです。
わたしの診たてでは、もちろん骨転移は間違いないところでした。それも、ごくかんたんに治ると診ました。

ところが、かんたんに治るはずだったこのちっぽけなガンに、わたしはその後1年近くもかかってしまったのです。
痛い患部が手あてしにくい内股の奥にあったのも原因かもしれませんし、薬剤による後頭部のわけのわからない痛みを癒すのに手をくわれたといった面もありました。が、とてもしぶといヤツだったのはたしかです。毎回あぶら汗をうかべながら思いきりパワーをかけるという施術を週一レベルでやりました。施術後いっときはなんとか痛みもとれ、快適にすごせるのですが、しかし1週間もしないうちにまた痛みだすということのくり返しで、マーカーも5.2になったあとは上がりも下がりもせず、えんえんとそれが何ヶ月も続きました。

スポーツなら引き分けに逃げるという手もあるのでしょうが、ガンとの勝負には勝ち以外の決着はありえません。
いくらわたしが消耗してへとへとになろうと、勝つまでやらなければならないわけです。

・・・で、最後はどうなったかというと、とにかく痛みが完全になくなる状態にまでなんとかこぎつけ、そのあたりから、施術間隔を2週間、そして1ヶ月とのばしていきました。そして、やがて1年を過ぎたころ、やっとマーカーが2点台になり、開放されたというわけです。


こういった予測はずれの例は枚挙にいとまがありません。
なんでもない上皮内ガンの小粒たちに、やはり1年もかかってみたり・・・、かと思えば何センチもある乳ガンが、3~4ヶ月で消えてなくなったりすることもあります。
患者さんの免疫の回復度やガン自体の性質(悪性度)にもよるのでしょう。
ですから、わたしはもう予測するのやめました。
「わたしのガンはどのくらいで治るでしょうか?」
といまだによく聞かれますが、定数で示せるこたえはありません。

「なーんだ、先生、毒出しさえちゃんとやって、あとは施術をしっかり受けてれば、ガンなんてなおるんじゃないですか!治ったころになってやっとわかりましたよ。ずいぶん遠まわりしちゃったなあ、へんなサプリ大量に買いこんだり、へんな電気治療受けに遠くまでかよったり・・」
先ごろ当院を離れたガン卒業生が残した、そのやけにあかるいシンプルなことばだけが指標となるのかもしれません。




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