脾臓(脾腫)を治す


脾臓の位置
脾臓は、左後背部の肋骨の内側、胃の後ろにひっそりと存在している臓器です。

脾臓の腫れ、肥大、そして疲労感
脾臓は非常に柔らかな臓器という意識が私にはあります。なぜなら、けっこう伸縮幅の大きいやつというイメージがあるからです。
通常はこぶしくらいの大きさのものが、2、3倍、あるいは数倍にも腫れ伸びてしまいます。胃、肺、肝臓、腎臓といった周囲の臓器はもちろん、ときには下腹部にまで垂れ下がるように伸び、腸、卵巣まで圧迫することも・・
そしていっぽう、施術によって縮んでいくのも確かです。

もちろん、伸びすぎてはよくありません。それなのに左の背中の下方、腰のあたりまでビロンと伸びている方がけっこういらっしゃいます。
こういう人は疲れがひどく、朝ベッドから出るとき、もう「疲れた~」という状態になるそうです。
お医者へいくと、もっとよく眠りなさいとばかり、睡眠薬を処方されたり、あるいは肝臓が疲労しているんだろうと、ビタミンAのたっぷり入った錠剤をくれたりするそうですが、いずれも見当はずれです。

浄化できず汚れたままの血液が身体をぐるぐるまわってるだけなので、そのままでは何を飲もうと永久にシャキッとできません。比較的軽度の尿毒症のような感じです。

脾臓のはたらき=血液の浄化と強化
脾臓は、赤血球が古くなると破壊処分して、鉄分を取り出し、新しい赤血球の材料として廻してくれます。脾臓のはたらきが悪くなると、そういう機能が弱り、壊すべき古い赤血球の選別もできなくなり、血は汚れ、フレッシュさを失って、さまざまな病気の原因になっていきます。
また、身体に浸入した菌やウィルスなどをやっつけてくれるリンパ球をつくっていますから、脾臓がぐあい悪いとそれができなくて、インフルエンザとか肺炎といった、いつもならすぐ治るようなちょっとした病気にもかかりやすくなり、かかると治りにくくなります。

  → 血液、リンパ液の浄化、整調

脾臓が腫れる原因
慢性的な感染症があったり、白血病や真性多血症など血液の病気があって、脾臓が処理しきれないほど多くの汚れた血が流れこみ、たまってしまうからのようです。

身体がどんどん不完全な、あるいはよぶんな血球をつくってしまう病気の場合は、いくら脾臓をしぼってちいさくしても、そうした血球がつぎからつぎへと流れこみ、すぐにまた大きくなってしまうので、当院では治しきれませんが、そうでなければだいたいは治ります。

脾腫による胃など他臓器の圧迫
極度の食欲不振や原因不明の胃の痛み、ひんぱんな嘔吐、胃潰瘍、あるいは胃ガンなどで当院へいらした方の大半は、脾臓が腫れています。脾臓が腫れると、胃を圧迫して食べ物が入っていかなくなり、栄養が摂れなくなってしまいます。早いとこ施術を受けてもとに戻しときましょう。

脾臓が腫れているのに気づかないまま、胃や肝臓などと併行して施術すると、突然左後背部に疼痛が出、ウ~ッとうなる方がいらっしゃいます。それだと、けっこう腫れてるほうです。
ちょっとした、2倍ちょっとくらいの腫れなら、そうしたこともなく、私の手ごたえに出るていどで、「そこジンジンします」などと言いながら、てっとりばやく治っていくようです。
施術によって脾臓が収縮していくとき、そこがムズムズしたりもするので、ご本人でもわかります。

脾臓が腫れてぐったりしていた人は、だいたい1回施術すると、急に元気になります。
でももちろん、それだけで完全に治ってしまうわけではありません。血液の汚れ=身体の汚れは、いちど脾臓を掃除するだけでは、なかなかとれません。
いちど脾臓がスッキリきれいになっても、まだまだ残っている身体全体の汚れが、ドッと押しよせてくるようで、すぐにまた汚れでいっぱいになってしまいます。
なので、元気だったのが施術して1日だけというようなことになり、あとはまたズルズルと疲労感のぶり返しに飲みこまれていってしまいます。

くり返しの施術が必要です。それだけ、あなたが脾臓を、ご自分の身体を、軽んじ痛めつけてきたためで、誰のせいでもないのですから。くり返し施術を受けて、さっさと治してしまいましょう。
疲労感のぶり返しまでの間隔は施術回数に比例してのびていきます。

原因不明の疲れがひどくて、仕事にならないとかいう人は、大いに脾臓の腫れが考えられます。
何事につけやる気がなく、集中力もない状態で、ご家族に「うつ」ではないかと言われていらっしゃった方でも、診てみると脾臓が腫れていたからだということがわかるケースもあります。

脾臓を健康に保つには
汚れを口にしないことです。それにつきます。体内に入ってきた汚れを身体本体から分離しようとして、脾臓は疲弊するのです。
たとえば生肉、生魚などは、虫やばい菌の宝庫です。
これらのほか、農薬、防腐剤、放射能、排気ガス、工場排水などなどに汚されたものも口にしないことです。
君子でなくともあやうきに近寄ってはなりません。

腫れた脾臓の治療
こうした脾腫というものにたいして、大学で医学を学んできただけの人で構成される通常の病院では、ダイレクトにそれをしずめるような、的確な治療はできないのが現状のようです。
あちこち遠まわしにいじられてるうちに腫れがひどくなり、しまいには切り取られてしまいます。
しかし、長生きしたかったら、切り取ってはいけません。脾臓がなくなると、通常なら当然乗り越えられるレベルの病原菌の感染をクリアできず、たいしたこともない菌によって重篤な感染症に陥り、寿命を大幅に縮めることでしょう。

たとえ運よくそうならなくとも、脾臓がなくなると、脾臓のやっていた仕事を他の臓器が代わりにやらなくてはならなくなり、そうしたよけいな負荷によって、その臓器は消耗し、疲弊するので、同じように寿命を縮めるのではないかと思われます。
せっかく90ていどはらくに生きられたはずの人が、70くらいでかんたんに果ててしまいます。

脾臓が腫れていると医者に言われた方はもちろん、この記述を読んで、もしかしたら腫れているんじゃないかと思い当たられた方も、いちど当院にいらしてみてください。
当院では、肝臓、脾臓、腎臓を一体のものとして、常に健康に導くよう施術しております。日々元気にはつらつとして生活するには、これら枢要臓器の健康は欠かせません。

施術によって腫れた脾臓をしぼると、翌日あたり、濃い茶色やオレンジ色のオシッコや、乳白色のオシッコが出たりするようです。茶色やオレンジ色のはたぶん血液の汚れに相違なく、乳白色のは不要な白血球が混じったためだろうと思われます。
そうした荒療治をしたあとは、その次の施術の際、腎臓が痛ましいくらい腫れている場合も多く、そういうときにはしばらくそれ用の手あてが必要だったりします。おそらくは、汚れてたまっていた血液を無理やりろ過させられたため、疲弊したものでしょう。
もちろん、こういう反応が出ればしめたもの。術が効いてるのはあきらかです

ガン治療の一環として脾臓を施術していった場合など、人によりブクブクゴボゴボと、まるで消化器が食物を移動させているかのような音をたてる場合があります。
これは、汚れた血や脂っけなどがどろどろたまって身動きできなくなっていた脾臓が、施術によってはげしく動きはじめるためであろうと思われます。

アトピー
また、重症のアトピーの方で、脾臓も肝臓もつまってかたくなっていたケースでは、その両方、つまり左右両背から同時にゴボゴボ音がでたこともあります。
アトピー、つまり排出しきれないゴミが身体にたまってる病気では、このように脾臓だけでなく肝臓をしぼってのゴミ出しも必要になります。

そうした方から施術翌日とどいたメール
「脾臓と肝臓の詰まりが音を立てて抜けたおかげか、昨日の夜はベッドの中で暑くて汗を多くかきました。今日はウエストが細くなりむくみも減りました。
耳の裏のリンパの流れも良くなったので顎も凝らず顔も小さくなりました。
肌にもいい影響が出てくるといいです。」

肝硬変
それから肝硬変の方でも脾臓と肝臓両方からブクブクゴボゴボ音がでたことがあります。
肝臓が硬くなって機能できる部分が小さくなると、どうしても処理しきれないゴミが脾臓にたまりますから、あるいはそうなるのもあたりまえなのかもしれません。

脾臓、治癒の道すじ
くり返しになりますが、おおまかにいって以下のようになります。いずれも患者さんのご報告をまとめたものです。

初回施術の翌日あたりは、身体にキレがもどり、シャキッと背すじものびて、クリアな脳ミソで生活できるとのことです。
最初からぐったりしていたひとはそれがよくわかりますが、ご自分が疲弊していたことに気づかず生活していた方、お医者に脾臓が腫れているといわれて当院へいらっしゃったような方は、その段階でいきなり脳ミソと身体に若いころのキレがもどるため、思いがけずびっくりなさるようです。
「いままで、ずいぶん疲労していたことがわかりました」
とおっしゃる方も多いです。
汚れたままの血液をまわして生活していたのが、急にきれいな血液になってしまうので、当然そうなるわけです。
このとき、主として左側ですが、腎臓が腫れて、腰痛になることがあります。初回から術が深く入りすぎて脾臓を搾りすぎてしまうため、汚れがどっと腎臓に流れこみ、過剰な負担がかかるのです。
まあ、それも日ごとに軽くなるので、心配はいりません。
なかには腰痛がひどいからといって、それが先で施術を受けにこられ、どうも腎臓が悪そうだということがわかり腎臓を手あてしていくうちに、最後に脾臓の腫れに気づいたというケースもあります。
さらには腎臓の下の尿管がつまるケースも多いです。澱のようになった老廃物がつまるのでしょう。お尻が痛いです。もちろん施術によって急速に快通します。

さて、初回施術後のクリアな状態ですが、期待に反して1、2日しかもちません。すぐにもとのぐったりした状態にもどってしまうという方が多いです。
これはくり返し施術を受けていただくことで、改善します。
1、2日しかもたなかったのが、1週間になり、2週間、3週間とクリアな状態で生活できるようになっていきます。
それにあわせて施術間隔をのばしていけばいいわけです。ぐあいが悪くなるたびに受けるという形でもよろしいです。

汚れた食を口にしないことと、くり返し施術を受けて健常な状態を保つようつとめることによって、やがて脾臓自身が本来の活力をとり戻し、自力でクリアな状態を維持できるようになっていきます。

脾臓の治しかた、遠方の方の場合
遠方にお住まいの方は、毎週のように通うということはできませんから、ショートステイ型の集中施術がよろしいかと思います。
とくにさいしょだけはまとめてなんどか受けたほうが治りがいいようですから、おすすめです。

脾臓が腫れて痛いうえ、腎臓も腫れているほかオシッコがつまって尿管まで痛むため、車椅子にのって新幹線でいらした方ですが、初回オシッコのつまりが抜けたのをてはじめに、最初の3日間で3回施術をお受けになり、帰りは車椅子なしで帰宅。2度めはその2ヵ月後、こんどは2日間で2回お受けになりました。その次も2ヵ月後に2回の予約。
ほんとうはもうすこし多めに受けたほうがいいわけですが、予約がいっぱいで時間がとれずしかたがなかったのです。しかし、そのパターンでとりあえず順調。

また別の方は、受けるたびに2時間連続で、それも多いときはそれを3日連続でお受けになります。
当然のことながら、いらっしゃるたびにステップアップするようによくなっています。


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